米報告書、冷戦と陣営対立の思考濃厚=外交部

CRI online    2022年3月30日(水) 9時30分

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米国が発表した国防戦略報告書の中で、中国を米国の最大の戦略的ライバルとし、ロシアを深刻な脅威だとしている点について、外交部の汪文斌報道官は、冷戦と陣営対立の思考に満ちあふれていると批判しました。

米国が発表した国防戦略報告書の中で、中国を米国の最大の戦略的ライバルとし、ロシアを深刻な脅威だとしている点について、外交部の汪文斌報道官は29日の定例記者会見で、冷戦と陣営対立の思考に満ちあふれていると批判しました。

汪報道官は、「中国とロシアは二つの大国であり、米国が中国とロシアを封じ込め、抑圧しようとするたくらみは成功することはない」と指摘しました。また「仮想敵を作り、他国の政治・安全保障上の懸念を無視し、集団対立を引き起こすというやり方を見直し、是正する必要がある」と米国がウクライナ危機で負うべき責任を反省する必要性を強調しました。さらに、「新たな冷戦を求めず、中国の体制の変化を求めず、同盟関係の強化を通じて中国に反対することを求めず、『台湾独立』を支持せず、中国と衝突する意図がないという米国の指導者の態度表明を真摯(しんし)に実行し、中国とともに新しい情勢下における相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンという正しい両国関係を模索するよう努めるべきだ」と、米国に促しました。(提供/CRI

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