中国機墜落で遺族に任意保険金合計2億8500万円、「賠償金」と間違えるネットユーザー続出

Record China    2022年4月1日(金) 5時20分

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30日、人民日報は、中国東方航空機墜落事故の保険金支払い準備が進んでおり、保険会社から東方航空に1億元あまりの財産保険金が、犠牲者遺族に対して約1500万元の保険金が支払われたと報じた。

2022年3月30日、人民日報は、中国東方航空機墜落事故の保険金支払い準備が進んでおり、保険会社から東方航空に1億元あまりの財産保険金が、犠牲者遺族に対して約1500万元の保険金が支払われたと報じた。

記事は、中国銀行保険監督管理委員会のウェブサイトから得た情報として、3月21日に江西チワン族自治区梧州市の山中で発生して132人が犠牲となった同航空機墜落事故に関連する保険会社が保険金支払い準備作業をすでに行っており、今後契約上の責任範囲内において速やかに支払いを実施することになると紹介した。

そして、同29日現在で事故機に対する財産保険が掛けられていた数社から同航空に対して1億1600万元(約22億円)の保険金が仮払いされたとした。また、乗客を被保険者とする人身保険についても保険会社が積極的に支払い手続きを進めており、これまでにすでに11の保険会社が遺族に対して合計14件、1485万元(約2億8500万円)の保険金を支払ったと伝えている。

この件について、中国のネットユーザーは「どんなに多額の保険金が下りても、失われた命を埋め合わせることはできない」「亡くなってしまった人の命はもう戻ってこない。生きているわれわれは彼らの分までしっかり生きていこう」「こんな悲劇がもう二度と起きないことを心から願う」と言ったコメントを残した

また、保険会社からの保険金を航空会社から遺族への賠償金と認識しているユーザーも少なからずおり、これに対しては「保険金は任意で購入していた乗客に対して支払われたものであり、賠償金ではない」「賠償金額については遺族がいろいろと協議しているはず。ネットユーザーがあれこれ詮索する必要はない」「東方航空はまだ賠償金の支払いを初めていない。誤解しないように」など呼びかける書き込みも多く見られた。(翻訳・編集/川尻

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