「キム・ヨナの銀に変更はない」=ISU、韓国の不服申し立てを棄却―中国メディア

Record China    2014年6月5日(木) 10時14分

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5日、北京日報によると、国際スケート連盟(ISU)は、採点に問題があったとしてキム・ヨナの銀に不服申し立てをしていた韓国に対し、異議を棄却したと発表した。資料写真。

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2014年6月5日、北京日報によると、国際スケート連盟(ISU)は、採点に問題があったとしてキム・ヨナの銀に不服申し立てをしていた韓国に対し、異議を棄却したと発表した。

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今年2月に開催されたソチ五輪のフィギュアスケートで、キム・ヨナはロシアのソトニコワに敗れて銀メダルに終わった。これを受け韓国では採点に不正があったとの声が上がり、4月には大韓体育会と韓国スケート連盟がISUの懲戒委員会に提訴していた。

ISUの懲戒委員会は韓国の提訴に対し、「審判の行動に不審な点はなく、誤審も存在しない。ソトニコワの金、キム・ヨナの銀に変更はない」と述べている。

韓国側は不服の場合、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えることができるが、韓国スケート連盟は「弁護士と相談する」とし、具体的な態度を示していない。これに関して韓国メディアは、「2018年の平昌冬季五輪ではISUと多方面において協力する必要がある。韓国スケート連盟はISUとの関係を悪化させたくないため、ISUの判決に従う可能性が高い」と伝えている。

一方で、キム・ヨナのファンは先月末、ソウル地下鉄4号線の明洞駅に「キム・ヨナのソチのスキャンダル」と題する大型広告を出すなど、ファンの不満や怒りはいまだ収束していない。国民の怒りを買いたくはないが、ISUとの関係悪化も望んでいない韓国スケート連盟は板挟みの苦しい状況に見舞われているといえるだろう。(翻訳・編集/内山)

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