マルビナス戦争勃発から40年 アルゼンチンの老兵は戦争の苦難を訴える

CRI online    2022年4月2日(土) 20時0分

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1982年4月2日、アルゼンチン側はマルビナス諸島の主権を奪還するため、英国との戦争を開始。

アルゼンチンのマルビナス諸島(英名:フォークランド諸島)は、19世紀から英国の植民地支配を受けてきました。1982年4月2日、アルゼンチン側はマルビナス諸島の主権を奪還するため、英国との戦争を開始。74日間にわたる戦いは、英国側の勝利に終わりました。

今年はマルビナス戦争(フォークランド戦争)の勃発から40年目に当たります。年月が経っても、アルゼンチンの人々、とりわけマルビナス戦争で出兵したアルゼンチンの老兵には、永遠に忘れられない心の傷が刻まれています。

アルゼンチン全国退役軍人連合会のラモン・ペロズ会長(59歳)はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の取材を受け、「幾度にもわたる英国の侵略は、すべてのアルゼンチン人の悲しい記憶だ」と述べました。

ペロズ会長によりますと、歴史上、英国は何度もアルゼンチンに侵入し、今でもマルビナス諸島を実効支配しているということです。「われわれは常にマルビナス諸島の主権を主張しており、そのために190年も努力してきた」とペロズ会長は話します。

ペロズ会長はさらに、「わが国の政府は平和的な方法でマルビナス諸島の主権を求めようとしている。しかし、英国側は島の主権について対話するつもりは全くない。マルビナス戦争はラテンアメリカ全域に深刻なダメージをもたらした。帝国主義の国々は覇権主義を掲げ、他国の国民や主権にまったく関心を持っていない」と訴えました。(提供/CRI

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