11月に開幕するサッカー・ワールドカップ（W杯）カタール大会の組み合わせ抽選会が1日、カタールのドーハで開催された。

中国ポータルサイトの網易に3日付で掲載された記事は、日本代表が「ベスト8以上」を目標に掲げ、韓国代表は「2002年の奇跡」の再現を狙う中、今回も出場を逃した中国は「見物客」になるしかないと報じた。

グループEに入った日本の相手は、W杯優勝経験国のスペインとドイツ、そして大陸間プレーオフ（コスタリカ―ニュージーランド）の勝者。

記事は、森保一監督が抽選会終了後、スペイン、ドイツなど強豪ばかりだが、どこが相手でもベスト8以上という目標は変わらないとコメントしたことを伝えた。

一方、いわゆる「死の組」に入った日本とは異なり、韓国は、ポルトガル、ウルグアイ、ガーナと同じグループHに入ったことで「少なくとも韓国メディアは、（ベスト4に進出した）2002年日韓大会の奇跡を再現できるとみているようだ」と伝えた。

その上で、「同じ東アジアの日本と韓国がW杯でスペイン、ドイツ、ポルトガルといった世界の強豪国と対戦するというのに、われわれ中国は（W杯アジア最終予選で）アジアの小国であるオマーンやベトナムにも勝てなかった」と嘆いた。（翻訳・編集/柳川）