2022年4月4日、韓国・スポーツ朝鮮は「人気グループ少女時代の元メンバー、ジェシカが中国のオーディション番組に出演する」と伝えた。

記事によると、中国のネット上のコミュニティに3日、ガールズグループのサバイバルオーディション番組「乗風破浪的姐姐（Sisters Who Make Waves）シーズン3」の出演者58人のリストが流出した。その中にジェシカの本名「チョン・スヨン」があり、「米国出身、1989年生まれ、韓国ケント外国人学校（Korea Kent Foreign School）卒、歌手兼俳優で少女時代の元メンバー」と紹介されている。

ただ、民族については「朝鮮」と書かれており、韓国内で物議を醸している。一部では「80億ウォン（約8億円）の借金のために出演を決めたのでは」との憶測も出ているという。

同番組は30歳以上の女性芸能人がサバイバルを繰り広げ、勝ち抜いた5人をグループとして再デビューさせるというもの。過去のシーズンでは韓国で「miss A」として活動した中国人元メンバー、フェイとジアも出演し話題となった。

ジェシカは中国の芸能事務所と契約問題で20億ウォン規模の訴訟となり最近敗訴したほか、自身が立ち上げたファッションブランドをめぐり80億ウォン規模の訴訟を起こされている。今回の番組出演については、ジェシカ側からは公式のコメントが出ていない。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「デマじゃなくて本当なの？」「審査員じゃなくてサバイバルに参加する？」「ジェシカがなぜ朝鮮族？」「ジェシカは米国人でしょ」「ブランドはうまくいってたんじゃないの？。80億ウォンの借金って？」「まさか自分から朝鮮族だと言ったりしないでしょ。中国側がわざとそう書いたに決まってる」「何かの間違いだ」など、「信じられない」という声が殺到している。（翻訳・編集/麻江）