中国外交部の趙立堅報道官は6日の定例記者会見で、国連貿易開発会議（UNCTAD）のレベッカ・グリンスパン事務局長が世界開発イニシアティブに対して積極的な姿勢を示したことを高く評価し、UNCTADとの戦略的連携を強化し、イニシアティブの実施を推進し、共に世界的な課題に取り組むことを期待する中国側の考えを表明しました。

報道によりますと、レベッカ・グリンスパン事務局長はこのほど、「世界開発イニシアティブは国民生活の向上と密接に関連しており、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実現に役立ち、一連の原則的枠組みと優先すべき方向を打ち出した」と述べました。UNCTADは、具体的なプロジェクトの研究、評価、技術協力などの分野において、世界開発イニシアティブとの協力を期待しています。

趙報道官は「中国は関心のあるすべての国、地域および国際機関、特に国連開発システムと緊密に協力し、国際社会が発展問題に関心を持つよう共に推進し、世界の発展パートナーシップを深め、グローバルな発展共同体を構築し、手を携えて2030アジェンダの実行を加速させるために、より大きな貢献をしていきたい」と述べました。（提供/CRI）