Record Korea 2022年4月7日(木) 20時20分
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韓国の済州島で、輸入した7万人分の水産物を韓国産と偽って流通させた業者らが摘発された。写真はマダイ。
韓国の済州島で、輸入した7万人分の水産物を韓国産と偽って流通させた業者らが摘発された。4月6日、韓国・朝鮮日報が報じた。
記事によると、済州島自治警察団は6日、「原産地表示などに関する法律」に違反した疑いで水産物流通業者10人を摘発したと明らかにした。自治警察団の話では、犯行を主導した人物は、慶尚南道で日本産・中国産水産物の流通業者を運営する41歳の男性。男性は20年の12月半ばから21年10月末までの間に、日本や中国から輸入したマダイなどの活魚1万6815キロ(販売額は2230万円相当)を韓国産と偽り済州島内の業者40社に販売したとみられている。
男性は水温の上昇により韓国産の活魚の品質が落ち、供給を満たせなくなったため、「南海岸で養殖された韓国産の活魚も、日本産のように色が鮮やかで肉質も似ている」などと語り小売業者をだましていたとのこと。また「韓国産として販売しても問題ないようにする」と言い、済州島内の別の流通業者9人とも共謀して犯行を進めていたことも明らかになった。
10人の犯行により済州島内で流通された活魚は3万5482キロで、これは約7万人(1人分を500グラムで計算)分に該当するとのこと。被害に遭った業者には、観光客に人気の大型刺身店やマート、水産物市場、大型ホテルなども含まれていたという。
済州島自治警察団のコ・ジョングン捜査課長は、「同様の事件が再び起きないよう、原産地流通履歴の虚偽申告を継続して監視し、関係機関との協力体制を構築して捜査を拡大していく」と話している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「食料品で詐欺を犯す国は、中国と韓国しかない。厳罰に処してほしい」「詐欺で稼いだ金額の50倍の罰金を科して」「死刑にすべき」「済州島の閉鎖的な地域性も要因」「済州島で刺身を食べる人間は愚か」「農協ですら原産地を偽っているから、もはや信じてもいない」など、怒りの声が多く寄せられている。
一方では、「同じ魚でも韓国の船が捕れば韓国産、日本や中国の船が捕れば輸入魚になるんでしょ」「海の生き物に国籍なんてあるの?」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
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