習近平主席、ロシアのプーチン大統領と電話会談

CRI online    2022年4月7日(木) 12時20分

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習近平国家主席は25日午後、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行いました。

習近平国家主席は25日午後、ロシアプーチン大統領と電話会談を行いました。

習主席は、プーチン大統領が北京冬季オリンピックの開会式出席のために中国を訪れたことに改めて感謝の意を表し、ROCの選手がメダルランキングで2位という好成績を収めたことに祝意を表しました。これに対しプーチン大統領は、北京冬季オリンピックの成功と中国代表選手の活躍について、全ての中国国民に対する心からの祝意を示しました。

また、双方は現在のウクライナ情勢について重点的に意見を交しました。

プーチン大統領はウクライナ問題の歴史的経緯およびロシアがウクライナ東部地域で実施した特殊軍事作戦の状況と立場を説明し、「米国NATOは長年にわたってロシアの正当な安全保障上の懸念を無視し、繰り返し約束を破り、東に向けた軍事展開を推進し続け、ロシアの戦略的レッドラインに挑んできた」とした上で、「ロシアはウクライナとハイレベルな交渉を行うことを望んでいる」と述べました。

これについて習主席は、「今回のウクライナ東部情勢の急激な変化は、国際社会の高い関心を集めている。中国はウクライナ問題そのものの是非に基づいて中国の立場を決めている。冷戦思考を排除し、各国の合理的な安全保障上の関心事を重視・尊重し、交渉を通じてバランスのとれた、効果的で持続可能な欧州安全保障メカニズムを形成すべきだ。中国は、ロシアとウクライナが交渉によって問題を解決することを支持する。各国の主権と領土保全を尊重し、国連憲章の趣旨と原則を遵守するという中国の基本的な立場は一貫している。中国は国際社会の各当事者と共に、共通、包括的、協力的かつ持続可能な安全保障の概念を提唱し、国連を中核とする国際体系および国際法を基礎とする国際秩序を断固として守っていくことを願っている」と強調しました。(提供/CRI

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