上海で外交官夫婦が犬の散歩、防疫スタッフが「あなたたちは特権持っているわけじゃない」と説教

Record China    2022年4月9日(土) 17時20分

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7日、米華字メディアの多維新聞は、新型コロナの感染が拡大してロックダウンが行われている上海市で、犬の散歩で外出していた外交官が防疫関係者から叱責を受けたと報じた。

2022年4月7日、米華字メディアの多維新聞は、新型コロナの感染が拡大してロックダウンが行われている上海市で、犬の散歩で外出していた外交官が防疫関係者から叱責を受けたと報じた。

記事は、上海に駐在する外交官の夫婦が新型コロナによるロックダウン実施期間中に外出して犬の散歩をしていたところ、防疫スタッフに見つかり家に戻って隔離を受けるよう求められたと紹介。その際、この外交官が身分証を示して抗議したため、スタッフが「外交官だからといって特権はない。ここでは上海の防疫規定を遵守してもらう」と説教したと伝えた。

この人物はアフリカのある国の外交官で、当時は大使館エリアではなく一般住宅エリアにいたとのこと。スタッフに対して「私は中国人ではない。外交官だ。あなたがたの政府が私を尊重しないのなら、私もあなたたちを尊重しない」「もしあなたの国の外交官が国外でこのような扱いを受けたら、その外交官は受け入れるだろうか」と語ったという。

記事によると、外交官夫婦は「誰でも所在地の管理を受ける必要がある。あなたたちの国でも、従うように督促するだろう」と諭され、大人しく家に戻ったようだ。(翻訳・編集/川尻

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