靖国神社は「侵略無罪」の間違えた歴史観を流布させている=尖閣は棚上げ合意に意義―中日友好協会会長

Record China    2014年6月6日(金) 7時45分

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5日、環球網は記事「唐家セン:日中関係の解決には歴史問題と尖閣問題の適切な対応が必要だ」を掲載した。靖国神社の問題性を説き、尖閣諸島における棚上げの合意の重要性を主張した。写真は長崎市の中華街。

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2014年6月5日、環球網は記事「唐家セン:日中関係の解決には歴史問題と尖閣問題の適切な対応が必要だ」を掲載した。

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長崎市で5日、日中の有識者が参加する新日中友好21世紀委員会が始まった。席上、前国務委員、中日友好協会会長の唐家[王旋](タン・ジャーシュエン)氏は日中関係の解決には歴史問題と尖閣問題の適切な対応が必要だと訴えた。

まず歴史問題、とりわけ靖国問題について。中国が日本政治家の参拝を批判しているのは、A級戦犯が祭られて合祀されていること、「侵略に罪はなかった、開戦にはしかるべき理由があった」という間違えた歴史観を流布させているためだと主張。問題は中韓などアジアの隣国が歴史問題にこだわっているわけではなく、日本が過去を正視せず罪を忘れ去ろうとしている点にあると強調した。

もう一つ、尖閣問題は長年の課題ではあったが、棚上げの合意によって大きな問題とはなってこなかった。その状況が変わったのは2012年に日本政府による国有化だと指摘した。その上で、棚上げの合意は今も重要な現実的意義を持っていると話している。(翻訳・編集/KT)

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