2014年6月5日、国際在線は記事「中国製国旗を撤去、韓国の狙いは本当に愛国だけか？」を掲載した。

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6月6日は顕忠日。国家の安全のために命を落とした英雄をしのぶ記念日だ。今年の顕忠日を前に韓国国防部は中国で作られた韓国国旗は使用せず、今後は韓国製のみを使用すると発表した。国民の愛国感情に配慮したものだと説明している。

国旗には特別の意味があることはわかるが、中国製ならば問題があるというのは馬鹿げた話だ。かつてオバマ大統領はマイアミでの講演で「アメリカ製を使おう」と呼びかけたが、その後ろには中国製の重機が映っていた。大統領にとってはばつが悪いエピソードだが、韓国も例外ではない。

韓国で販売されている輸入衣料品の65％は中国製だ。韓国人の食卓に欠かせないキムチも今や中国製が多い。グローバリゼーションの時代、各国の経済は相互に依存しあうのは当然で、国旗製造も中国が低価格で受注したのは当たり前の話に過ぎない。「メイドインチャイナ」は今や世界中に影響を及ぼしており、韓国もその例外ではない。（翻訳・編集/KT）