静岡県民 汚染水の海洋放出に猛反対

CRI online    2022年4月13日(水) 18時30分

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福島第一原子力発電所の汚染水を海に放出するという日本政府の決定に対し、静岡県では10日、抗議活動が行われました。写真は静岡駅。

福島第一原子力発電所の汚染水を海に放出するという日本政府の決定に対し、静岡県では10日、抗議活動が行われました。およそ30人が静岡駅に集まり、通行人に向けて汚染水の海洋放出の危険性やリスクなどを説明しながら、放出計画に反対し、海洋環境を共に守ることを呼びかけました。

抗議者の一人は、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のインタビューに対し、「(汚染水に)トリチウム水以外が残っていたという新聞報道もあったし、(放射性物質は)取りきれないと主張している方もいるし、福島の皆さんの理解も得られないまま、海洋放出を急ぐのかということがやはり納得できない一番の理由だ」と抗議の理由について語りました。

また、もう一人の抗議者は、「福島原発事故の汚染水の問題は決して福島だけの問題ではない。当然海はつながっている。海がつながっていれば、日本全体の問題であり、そして世界全体の問題だ」と訴えています。

日本の世論調査によりますと、福島の民間団体の7割以上が、放射能を含む汚染水の海洋放出計画に反対しています。静岡県では多くの住民が、自分たちの健康や漁業に大きな危害を及ぼすのではないかと懸念を示しています。(提供/CRI

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