Record China 2022年4月16日(土) 13時30分
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8日、カナダで白人の女が中国系の店員にコーヒーをかけた事件の3度目の裁判が行われた際、被告の女が法廷に入る前にカナダのテレビ局CTVのアジア系のカメラマンに人種差別的な発言をした。
8日、カナダで白人の女が中国系の店員にコーヒーをかけた事件の3度目の裁判が行われた際、被告の女が法廷に入る前にカナダのテレビ局CTVのアジア系のカメラマンに人種差別的な発言をした。CTVの9日付の報道を中国メディアの観察者網が13日付で伝えた。
報道によると、女はアジア系のカメラマンに対し「私に触らないで」と言い、続けて中国系の人を中傷する言葉を発したという。
事件が起きたのは2021年3月29日。カナダのリッチモンド市スティーブストン村にあるコーヒーショップを訪れた白人の男女が店の新型コロナウイルス対策措置を無視したため、中国系の店員は別の席に移動するよう2人に伝えた。すると男はコーヒーを床にぶちまけ、女は店を出て行く際に何かを投げた。この様子は監視カメラに捉えられていた。
店員は当時の状況について、「女性が私のそばを通り過ぎる時、私はショックを受けました。彼女は残りのコーヒーを私の顔にかけ、ひどい差別的な言葉をかけてきました」と語っている。
白人の男女はその後、起訴され、6月23日に最初の裁判が行われたが、2人とも罪を認めなかった。
7月28日に行われた2度目の裁判では、被告の男が法廷の外で人種差別に抗議する人々に対し、「私はこの国に中国人よりも、英国人やフランス人、ドイツ人がいることを好む」「ここはカナダで、私たちには自由に発言する権利がある。中国人が嫌いなら、そう発言することができる。そして私は中国人が好きではない。だからそう言ったんだ」などと発言した。
人種差別に反対する人たちは、4月8日に行われた3度目の裁判でも法廷の外に集まった。「アジア系ヘイトをやめろ」と書かれたプラカードを掲げた人はCTVの取材に対し、「判決がどうであれ、彼らがその判決から学んでくれることを私たちは願っている」と語った。
裁判は9月15日に改めて審理が行われる予定だ。(翻訳・編集/刀禰)
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