人民網日本語版 2022年4月15日(金) 21時50分
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アジア最大の鉄道ターミナル旅客駅である北京豊台駅はこのほど開通の条件を整えた。
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アジア最大の鉄道ターミナル旅客駅である北京豊台駅はこのほど開通の条件を整えた。上の階には高速鉄道が、下の階には普通列車が乗り入れる独特な体験ができるほか、長さ約580メートルの天窓が特徴で、旅客は列車を待ちながら日光浴を楽しむこともできる。運用がスタートした暁には、利用者は自動車を駐車場に止めた後、直接待合ホールに入ることも、地下鉄10号線からシームレスで高速鉄道に乗り換えることもできる。北京日報が伝えた。
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■上を高速鉄道が走っていても静かな構造
上空から見ると、豊台駅は、独特な「中」の字の構造になっており、中国初の上の階には高速列車が、下の階には普通列車が乗り入れる駅となっている。地上4階、地下1階で、最大収容人数は1万4000人。駅舎だけでも建築面積が40万平方メートルに達する。待合ホールの上の階には高速鉄道が、下の階には普通列車が乗り入れ、旅客はカーテンウォールを通して、出入りする列車を見ることができる。
中国鉄路設計集団の北京豊台駅プロジェクトの馬輝(マー・フイ)チーフエンジニアは、「上の階には高速鉄道が乗り入れるものの、列車を待っている旅客がうるささを感じることはない。高速列車と普通列車が同時に乗り入れることによる振動を減らすために、構造柱と桁の間に、ダンパーと鋼製ベアリングを取り付けて、待合ホールの天井の板に『エアバッグ』を取り付けているような状態にしている。また、地下室の壁や天井には、無機繊維を吹き付けるなどして、建物の構造自体の保温、防音効果を増強している」と説明する。
中国初の上の階には高速列車が、下の階に普通列車が乗り入れる北京豊台駅は今後、北京と広州を結ぶ京広高速鉄道や北京と香港、台湾を結ぶ京港台高速鉄道の始発駅、終着駅としての役割を担うほか、豊沙線や京原線、京滬線、京九線、通勤路線といった路線の始発駅、終着駅としての役割も担うことになる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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