中国の有人宇宙船「神舟13号」で宇宙ミッションにあたっている3人の宇宙飛行士は、4月中旬に地球へ帰還する予定で、現在帰還に向けた準備作業を進めています。

3人の宇宙飛行士は、中国の宇宙ステーションでこれまで170日間あまり滞在しています。これは、中国の宇宙飛行士として、1回の飛行任務における宇宙滞在時間の新記録となりました。

現在、3人は各種物品の分別や梱包、整理を行い、6カ月間の滞在中に行った実験データの整理や伝送など、帰還に向けた様々な作業に取り組んでいます。

また、次の「神舟14号」の乗組員が宇宙ステーション「天宮」で生活や任務を行うのに必要な物品の保管作業も実施していて、宇宙ステーションが問題なく運行管理できるよう、設備や機器の徹底的なメンテナンスが行われています。（提供/CRI）