Record China 2014年6月6日(金) 18時56分
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韓国で大ヒットしたドラマ、『太陽を抱く月』が7月13日よりNHKの地上波で放送されることが発表された。日本の韓流ブームが下火と伝えられているなか、韓国のネットユーザーは同作の日本放送をどのように見ているのだろうか。写真は日本の新大久保周辺。
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韓国ドラマ『太陽を抱く月』が7月13日よりNHKの地上波で放送されることが発表された。このドラマは韓国で2012年に放送され、李氏朝鮮の架空の時代を舞台に繰り広げられるストーリーが人気を博し、最高視聴率が40%を超えたほどの大ヒット作品だ。日本においても、ケーブルテレビでは既に放送されていたが、地上波では初の放送だ。
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一時は地上波で韓国ドラマを放送するテレビ局も複数あったが、近頃は韓流ブームも下火になっている。韓国紙・朝鮮日報の報道によれば、日韓関係の悪化だけではなく、高額なコンテンツや強気なマーケティングもその原因になっている。韓国版のツイッターでは、「コンテンツ自体が不足している」「魅力あるコンテンツの供給が難しかった」などの意見もあった。
このような状況の中、韓国で大ヒットした『太陽を抱く月』が日本で放送されるというニュースに、韓国のネット上では以下のようなコメントが見られた。
「主演俳優のキム・スヒョンの人気で日本の韓流ブームを引っ張ってほしい」
「超かっこいいキム・スヒョン。日本でもきっと成功する!日本もキム・スヒョンのとりこになりそう」
「キム・スヒョン、日本も制覇しちゃうな」
ドラマ自体の内容よりも、主演俳優に関するコメントが目立つ。主演俳優のキム・スヒョンは韓国・中国をはじめとしたアジア各国で人気が高まっており、韓国のニュースでも、「キム・スヒョン主演のドラマが日本の地上波に登場」であるとか、「キム・スヒョンの日本進出」のように扱っているものが多い。このニュースに関しては、日本や日韓関係がどうだということよりも、人気俳優の躍進がネットユーザーたちの関心事であるようだ。
今でこそ「キム・スヒョン主演の…」という言葉で紹介される『太陽を抱く月』だが、最初に放送されたときはきっと、ドラマの魅力があったからこそ人気作品となったはずだ。このドラマが、韓流ブーム下火という逆境の中で、視聴者たちにどのように受け入れられるのかに注目したい。
■筆者プロフィール:青竹 文(あおたけ・ふみ)
1985年、東京都出身。14歳のころ何気なく韓国語を始める。自分の言葉で交流をしたいという気持ちから、大学時代は韓国語を専攻し、日韓交流の団体で活動する。現在は、国際交流や韓国語に関わる仕事などをしながら生きている。趣味は手芸。
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