中国のニュースサイトの海外網によると、韓国の防疫当局は19日、オミクロン株の組換え体である「XE」2件と「XM」1件を国内で初めて確認したと明らかにした。韓国では先ごろ、「XL」も確認されている。

防疫当局は、「世界保健機関はXEとXMをオミクロン株に分類し、特性はオミクロン株の主流型であるBA．1と大きな違いはないとしている。伝播力や重症度など分析資料が不足しており、引き続き変異株のモニタリングを強化する予定だ」とした。

中国メディアの中国新聞社は12日、「XD、XE、XL……組換え体はいったいいくつあるのか」とする記事を掲載。韓国・聯合ニュースの報道を引用する形で、XLはこれまでに確認された17のオミクロン株の組換え体（XA～XS）の一つで、十数カ国で確認されたXEと類似し、BA．1とステルスオミクロン（BA．2）の組換え変異だと伝えている。（翻訳・編集/柳川）