人民網日本語版 2022年4月19日(火) 19時50分
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中国の有人宇宙飛行の30年間の発展において、4000件を超える技術成果が広く国民経済の各業界に応用されている。写真は西昌衛星発射センター。
国務院新聞弁公室は17日午後に行った記者会見で、中国の宇宙ステーション建設の進捗状況を説明した。中国有人宇宙飛行弁公室の郝淳室長によると、中国の有人宇宙飛行の30年間の発展において、大まかな統計では、4000件を超える技術成果が広く国民経済の各業界に応用されている。宇宙育種を例にすると、すでに2000億元(約4兆円)を超える直接的な経済効果が出ている。人民網が伝えた。
中国の有人宇宙飛行の発展は30年にわたり、大まかな統計では、4000件を超える技術成果が広く国民経済の各業界に応用され、原材料、マイクロエレクトロニクス、機械製造、通信、種子業などの面における技術イノベーション、工法イノベーション、産業高度化をけん引した。宇宙育種を例にすると、大まかな統計では、現在まで2000億元を超える直接的な経済効果が出ている。これは、農作物の改良を推進し、また食品加工、菌株の培養、バイオ医薬品などの面で大きな経済効果を生んでおり、食糧安全および生態環境の建設に貢献している。
中国の有人宇宙飛行の発展はさらに、国民生活の改善にも現れている。私たちの間でおなじみの一部のインスタント食品や紙おむつなどの日用品は、いずれも有人宇宙飛行の技術転化によるものだ。今やより多くの宇宙技術の成果が民間分野で転化されようとしている。例えば宇宙タンパク質結晶化の研究により、骨粗鬆症や筋萎縮などに対抗する新薬を研究開発できる。有人宇宙環境制御・生命維持技術、微小重力燃焼メカニズム、新材料の研究も民生改善や国民生活の各分野で転化され、より多くの効果を発揮するだろう。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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