米カリフォルニア州前知事「米国は米中の違いを受け入れ、ゼロサム思考を捨てるべき」

CRI online    2022年4月21日(木) 18時0分

拡大

米書評誌「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」に、カリフォルニア州のジェリー・ブラウン前知事が著した「常軌を逸したワシントンのリアリズム」と題する文章が掲載されました。

米書評誌「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」に、カリフォルニア州のジェリー・ブラウン前知事が著した「常軌を逸したワシントンのリアリズム」と題する文章が掲載されました。文章は「米国は今、ゼロサム思考に基づいて、米中の生存と発展には競争と協力がともに必要という現実を無視している。米国は米中の制度の違いを受け入れねばならない。『常軌を逸したリアリズム』は米国に危険をより多くもたらすだけだ」と指摘しました。

文章はまた、「米国のエルブリッジ・コルビー元国防次官補代理や米国家安全保障会議の中国問題の責任者であるラッシュ・ドーシ氏らは現在、いわゆる『大国の衝突』の主張を絶えずまき散らし、中国がアジアないし世界を主導することをいかに阻止するかに的を絞っている。これは米国が海外に戦争を起こす場合の理論武装だ」と論じました。

ブラウン前知事は「米中の競争はどうしても避けられないが、両国には共通した利益がある。一国だけでは炭素排出、核兵器、ウイルス、新たな破壊的技術によるリスクなどの問題を解決できない。両国は共存し、さらには協力する必要がある。新たな冷戦を発動してはならない」との見解を示しました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携