高知県室戸市にある「むろと廃校水族館」が中国のSNSで紹介され、ネットユーザーから反響が寄せられている。

「むろと廃校水族館」は2006年に廃校（2000年度が最後の年。01年より休校）になった旧椎名小学校を改修し、18年4月にオープンした水族館。屋外の25メートルプールではシュモクザメやウミガメが飼育されているほか、校舎内には手洗い場や跳び箱など、もともと学校で使用していた設備や備品を活用した水槽があり、魚などの生き物が展示されている。

この様子に、中国のネットユーザーからは「これいいね」「すごい！ちょっと調べてみよう」「これはおもしろい」「わ！雰囲気あるね」「どことなくノスタルジーを感じる」「なんとも言えない矛盾を感じる現代芸術だ…。生命がなさそうな場所に生命があり、衰退のさなかでありそうでいて復興の最中のようにも見える」「美しいけど、ちょっと怖さも感じる。ナイトツアーとかしたらゾクゾクしそう」といった声が寄せられた。

また、「まさか小学校にプールがあるなんて思わなかった」「確かに。中国ではあまり見ない」「うちの大学にもないよ（泣）」「中国ではあっても水泳チーム専用」「日本のほとんどの学校にはあるみたいだよ。『ちびまる子ちゃん』や『クレヨンしんちゃん』でよくプールの授業があるから」と、小学校にプールが設置されていることを驚くユーザーも少なくなかった。（翻訳・編集/北田）