日本とは違う? 台湾の一般家庭で温水洗浄便座が普及しない理由―台湾メディア

Record China    2022年4月28日(木) 7時50分

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22日、台湾・東森財経は、温水洗浄便座が台湾の一般家庭で普及しない理由について、現地のネット掲示板で議論が繰り広げられたことを報じた。

2022年4月22日、台湾・東森財経は、温水洗浄便座が台湾の一般家庭で普及しない理由について、現地のネット掲示板で議論が繰り広げられたことを報じた。

記事は、台湾の著名ネット掲示板PTTにこのほど、「台湾の高級ホテルには温水洗浄便座が設置され、新築の住宅にも配備されるようになっているが、一般の民家ではまだまだ温水洗浄便座を見かけることが少ない。掃除機や食器洗浄機も徐々に台湾市民の生活に浸透し始めているのに、どうして温水洗浄便座はいつまでたってもなかなか普及しないのか」との書き込みがあったと伝えた。

そして、この話題がネットユーザーたちの議論を呼び、さまざまな意見が披露されたことを紹介。まず、多くの人が「洗浄に使われる水が果たして清潔なのか」という点に疑問を抱いているという声が出たほか、台湾のバス・トイレは「乾湿分離」が不十分であり、周辺が濡れていたり湿っていたりする状況で電化製品の温水洗浄便座を使用するのは危険だという意見も見られたとした。

また、温水洗浄便座はその機能性の高さゆえに故障する確率が高く、故障した場合には多額の修理費用が発生すること、台湾の気候が日本よりも湿潤で故障や感電が発生しやすいことから一般家庭では設置が敬遠されているという見方、さらには既存の集合住宅にはトイレにコンセントがなく、「温水洗浄便座を使いたい」という理由だけで大規模なリフォームをするのははばかられるというコメントも出たと紹介している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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