欧米を中心に相次いで発生していた原因不明の小児急性肝炎について、日本の厚生労働省は25日、該当する可能性のある患者が国内で初めて確認されたことを発表した。

世界保健機関（WHO）によると、21日までに12カ国で169例が確認され、1人が死亡。このうち、74例で「アデノウイルス」が検出されているが、関連性は不明だ。

中国でもこの話題に注目が集まり、中国のSNS・微博（ウェイボー）では26日午前にトレンド1位となった。

中国のネットユーザーからは、「怖い」「恐ろしいことだ。日本頑張れ！」「子どもたちを傷つけないで！」「子どもたちを守って」と子どもが対象となる急性肝炎を怖れる声や、「こんなに早くアジアに入ってくるなんて」「どんどん近づいてきてる…（ウイルスは）あっちいってよ」と懸念するコメントが寄せられた。

また、「最近の世界が怖いよ…」「また原因不明？」「もうウイルスはこりごりだよ（泣）」「何事？こんなに多くのウイルスが発生するなんて…」と戸惑う声が上がった。（翻訳・編集/刀禰）