農村に戻ったりとどまったりした人の就職率が8割超える―中国

人民網日本語版    2022年5月2日(月) 22時0分

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中国の第1四半期における農村の産業発展は好調だった。写真は中国の農村。

中国農業農村部の統計によると、第1四半期(1-3月)における農村の産業発展は好調だった。農産品加工業も緩やかさの中で安定し、農産品供給保障の強力なバックアップを受けて、一定規模以上の農産品加工企業(年売上高2000万元以上の企業)の売上高は増加傾向を維持し、中国全土の農副食品加工業の付加価値額が前年同期比6.4%増となった。中央テレビニュースが伝えた。

農村の新産業と新業態が安定して発展し、アグリツーリズムや農村の観光業、農村ECなどが急速に発展し、消費市場を牽引している。特に、北京冬季五輪開催とも重なった今年の春節(旧正月、今年は2月1日)の連休中に、農村に行って過ごしたり、祝祭日に民宿に宿泊したり、氷や雪で遊んだり、花見に行ったりするというのが都市に住む人々の間で大人気になったほか、農産品のオンライン売上高の増加ペースが約10%に達すると見込まれている。

農産品の生産の安定と供給の保証が推進されているのを背景に、農業の産業化とリーディングカンパニーの生産経営が安定して推進されている。そのうち、国家重点リーディングカンパニーの購買担当者景気指数(PMI)の四半期平均値は54.7%と、景況感の分岐点50%を上回っただけでなく、同期の製造業PMIを約5ポイント上回っていた。また、市場の見通しを示す企業経営活動予期指数の平均値も60%を超えており、高い景況感となっている。

農村の起業の状況も良好で、3月末の時点で、農村に戻った、またはとどまった人々の就職率が8割を超えた。農業を辞めて県級都市に出て就職した人の数は前年同期比9%増で1100万人以上増えた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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