国連安保理、カラチ孔子学院の自爆テロ事件を強く非難する議長声明―中国メディア

Record China    2022年4月30日(土) 14時0分

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29日、新華網は、パキスタンのカラチで発生した孔子学院スクールバステロ事件について、国連安全保障理事会が激しく非難する議長声明を発表したと報じた。写真は孔子学院本部。

2022年4月29日、新華網は、パキスタンのカラチで発生した孔子学院スクールバステロ事件について、国連安全保障理事会が激しく非難する議長声明を発表したと報じた。

記事は、カラチで26日にカラチ大学孔子学院のスクールバスで自爆テロが発生し、中国人3人、パキスタン人1人が死亡したほか、多くの負傷者が出たと紹介。現地の反政府武装勢力バルチスタン解放軍が犯行声明を出したことを伝えた。

その上で、国連安保理が28日、安保理メンバーが被害者の家族に対し哀悼、同情を示すとともに、「いかなる形式のテロリズムも国際的な平和安全を脅かす重大な脅威となり、テロの実行者や組織者、支援者は法の裁きにかけられなければならない。安保理メンバーは全ての国が国際法の義務および安保理決議に基づき、パキスタンと中国の政府および全ての関係当局とともにこの件について積極的に協力を行うことを促す」といった内容の議長声明を発表したと伝えている。

また、議長声明が「いかなるテロリズムについても、動機が何であれ、いつどこで誰が起こしたかにかかわらず犯罪行為であり、許されるものではない」とテロ行為を強く非難し、各国が国連憲章と国際法で定められた義務に基づき、あらゆる措置を講じてテロリズムによる脅威を排除するよう求めたとした。(翻訳・編集/川尻

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