中国公安当局が日経新聞重慶支局助手らを釈放=「人権派弁護士を取材」で約1カ月勾留―米メディア

Record China    2014年6月9日(月) 9時54分

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7日、人権派弁護士と知られる浦志強氏を取材したことで、中国当局に勾留されていた日本経済新聞社の重慶支局助手の辛健氏、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの元記者の呉薇氏が釈放された。写真は日経新聞重慶支局の辛健氏。

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2014年6月7日、人権派弁護士として知られる浦志強(プー・ジーチアン)氏を取材したことで、中国当局に勾留されていた日本経済新聞社の重慶支局助手の辛健(シン・ジエン)氏、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト元記者の呉薇(ウー・ウェイ)氏が釈放された。8日付でボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。

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呉薇氏はウェブ上で友人たちの関心に感謝を述べ、「長い悪夢を味わった」と述べた。辛健氏の夫も、微博(中国版ツイッター)上で、辛氏が無事に帰宅したと伝えた。

呉薇氏と辛健氏は5月中旬に相次いで北京警察によって重慶と北京の自宅から連れ去られ、「故意に騒ぎを起こした」として勾留されていた。2人は天安門事件の真相究明のための勉強会を開催したことで拘束された浦志強弁護士を取材しており、警察は浦氏の取り調べの参考として2人を拘束したとみられている。

天安門事件が起こった6月4日以降、浦弁護士とともに勉強会に出席した友漁(ヨウ・ユィ)氏、●建(●=赤におおざと、ハオ・ジエン)氏、胡石根(フー・シーゲン)氏、劉荻(リウ・ディー)氏ら学者や人権派弁護士が相次いで釈放されているが、浦志強氏およびその弁護士を務める屈振紅(チュー・ジェンホン)氏はいまだ釈放されていない。先日、浦氏の代理人の1人である弁護士が留置所に面会の申請を行ったが、上層部の許可が必要だとして実現していない。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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