中国国家鉄道集団有限公司（以下、国鉄集団）が1日に発表したところによりますと、4月の中国の鉄道貨物輸送は計3億3000万トンに上り、前年同期比3018万トン増加し、10.1％増を実現したということです。また、月間貨物輸送量や日間積載量などの指標ではいずれも過去最高を記録し、今後も強い増加傾向を示していることもわかりました。

国鉄集団の貨物輸送部門の担当者によりますと、国鉄集団は党中央と国務院の物流に関する円滑な実施を確保するための配置要求を着実に実施し、感染症予防抑制と輸送組織を調整し、貨物輸送における「堅塁攻略」を展開し、感染症予防抑制物資、電力、石炭、石油、食糧、化学肥料など国民生活に関わる重要な物資の輸送を全力で保障し、産業チェーンとサプライチェーンの安定促進に努め、国民生活の安定維持、貨物輸送の円滑化、産業循環のために有力なサポートを提供しているということです。

具体策として、輸送力の向上、「ピンポイント供給」の保障、国際間輸送の強化、輸送組織の最適化などが挙げられます。

さらに、貨物輸送部門の担当者は、「次のステップでは、鉄道部門は市場の需要を指針に積極的に感染症予防抑制と全体の経済発展に貢献し、『戦略的通路』としての国家鉄道の役割を果たすとともに、貨物輸送の円滑化への保障に更に力を入れ、国民経済の安定的な運営と国民の生産と生活のために強力な保障を提供していく」と示しました。（提供/CRI）