中国海軍は自衛隊に大きく遅れ、「演習から虚心で学び取る必要ある」―シンガポール華字紙

Record China    2014年6月9日(月) 18時47分

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6日、6月下旬から行われる米海軍主催の合同軍事演習に中国が初めて参加するが、シンガポール華字紙は「立ち後れている中国は虚心で学び取る必要ある」と伝えている。写真は中国の病院船「和平方舟号」。

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2014年6月6日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、米海軍が主催する合同軍事演習・環太平洋合同演習(リムパック2014)に中国が初めて参加する。中国海軍からは駆逐艦など4隻が派遣される。

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中国が派遣する艦船の内訳は、中国版イージス艦「中華神盾」の052C型ミサイル駆逐艦「海口号」、054A型ミサイル護衛艦「岳陽号」、補給艦「千島湖号」、病院船「和平方舟号」の4隻で、主催する米国を除く参加国中最大の構成となっている。演習は6月26日から8月1日までの日程で行われるが、日本メディアによると、中国は海上自衛隊との訓練を行う予定はない。

中国のアナリストは、中国のリムパック初参加は対立が深まる東シナ海や南シナ海情勢をにらんだもので、中国の自信の表れであると指摘。演習が行われるのは中国海軍にとって未知の海域であり、現役の主力艦船の性能と兵員の訓練水準を試す絶好の機会となる。

しかし、米海軍や日本の海上自衛隊と比べると、中国海軍は作戦、訓練、後方勤務から補給能力まですべてにおいて立ち後れており、中国は合同演習の先端的な訓練方法を通じて虚心で学び取り、その差を縮める必要があると記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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