anomado 2022年5月4日(水) 15時20分
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メーデーの大型連休中の中国では、新型コロナの影響で映画興行収入が前年比で83%ダウンの大幅な下落となっている。
中国では4月30日からメーデーを挟んだ大型連休に入っているが、この時期は映画界で「五一檔」と呼ばれ、春節(旧正月)などと並び、新作映画が一気に投入される繁盛期の一つとなっている。
映画やドラマの情報サイト・猫眼(専業版)のデータによると、全国の映画館の興行収入は4月30日が5953万元(約11億7200万元)、5月1日は8189万元(約16億1200万円)となった。「五一檔」初日と2日目の過去の数字は、19年が10億1000万元(約198億8500円)、20年は映画館が全面閉鎖されていたが、21年は8億2000万元(約161億4400万円)とかなり持ち直していた。このため、今年は前年と比較すると83%のダウンとなっている。
背景には20年と同じく新型コロナの影響があり、上海市では3月11日から映画館を再び全面閉鎖。北京市も先月29日から、大型連休期間の全面閉鎖に入っている。映画産業のデータベース・灯塔サービスによると、1日の時点で営業している映画館は全国で約8200店、稼働率は68%と約7割にとどまっている。
今年は連休直前に、上映を予定していた新作映画が次々と公開延期を表明。ダーポン(大鵬)が監督・主演し、イン・ジョン(尹正)らが出演する話題作「保你平安」をはじめ、コメディ作品「哥、你好」や「検察風雲」「您好、北京」、アニメ映画「我是霸王龍」など8作品が延期を発表し、新作映画ではレン・ミン(任敏)、シン・ユンライ(辛雲来)主演の「我是真的討厭異地恋」など3作品のみが公開に踏み切っている。(Mathilda)
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