日本で自動車を運転するのは快適かとの質問が、台湾のネット上で話題になったようだ。台湾メディアのETtodayが2日付で伝えている。

ETtodayの記事は「日本は台湾人が最も旅行に行く国の一つで、台湾の免許を持っていれば日本で自動車をレンタルすることもできるため、多くの人が日本旅行の際に運転している」と説明した上で、台湾のネット掲示板PTTで「東京で車を運転するのは快適ですか？」との話題が注目されたことを紹介した。

同記事によると、投稿主は会社の同僚から東京に旅行に行った際に運転したところとても快適だったとの話を聞き、台湾で免許を取得して6年間一度も運転していなかったものの、コロナ収束後に東京に行って自動車を運転したいとの思いに駆られた。そこで、「東京で運転するのは本当に快適ですか？」とPTT上で問い掛けたという。

この投稿に、他のネットユーザーからは「本当だよ。日本人はマナーを守って運転する。台湾とはまるで違う」「日本人の運転マナーは本当に素晴らしい」「（日本では）バイクが車の脇に密集することがない。それだけでも全然違う」「もちろん快適。良好な道路規則、整備された横断歩道、いきなり人が飛び出してくることを心配する必要もない」といった声が寄せられた他、「危険だからひとまず台湾で運転してから日本に行って運転した方が良い」との声も少なくなかったという。

また、「日本では左側通行で台湾とは逆なのでうっかり間違えてしまうことがある」との声や、「日本と台湾では交通ルールが異なる部分もあるため事前によく確認しておいた方が良い」とのアドバイスも寄せられていたと記事は伝えている。台湾の交通をめぐっては、先日、日本台湾交流協会がウェブサイトに掲載した「台湾在留邦人安全の手引き」の注意喚起が台湾のネット上で「恥ずかしい」などと話題になっていた。（翻訳・編集/北田）