南京大学など、月面土壌で酸素や燃料の生産可能性を発見

CRI online    2022年5月12日(木) 12時10分

拡大

南京大学は8日、同大学の研究チームが香港中文大学(深セン分校)、中国科学技術大学と共同で展開した月面土壌に関する研究の成果を発表しました。

南京大学は8日、同大学の研究チームが香港中文大学(深セン分校)、中国科学技術大学と共同で展開した月面土壌に関する研究の成果を発表しました。これによりますと、月探査機「嫦娥(じょうが)5号」が持ち帰ってきた月面土壌のサンプルにある一部の成分は触媒として、太陽光の作用の下、水と二酸化炭素を酸素や水素、メタン、メタノールに転化させることができます。

この発見について研究者は「将来、月が持っている資源を活用して月基地を建設し、深宇宙探査や研究、旅行をサポートすることができる」と期待を示しています。

2020年12月17日、嫦娥5号は21世紀に入って初めての月面土壌を持ち帰り、その重さは1731グラムでした。2021年7月に月面サンプルに関する科学研究活動が正式にスタートし、この2キロ近いサンプルのうち、17.4764グラムが13カ所の科学研究機構に配布されました。これら研究機構はそれぞれの面から研究を展開し、一連の成果を挙げています。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携