Record China 2014年6月10日(火) 14時6分
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9日、映画「渇き。」の完成披露試写会が東京・六本木で開かれ、主演の役所広司、小松菜奈、清水尋也、橋本愛、國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島監督が舞台あいさつした。作品写真:(C)2014「渇き。」製作委員会
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2014年6月9日、「告白」(10)の中島哲也監督4年ぶりの長編映画「渇き。」の完成披露試写会が東京・六本木で開かれ、主演の役所広司、小松菜奈、清水尋也、橋本愛、國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島監督が舞台あいさつした。
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第3回「このミステリーがすごい!」大賞を獲得した深町秋生の小説「果てしなき渇き」の映画化。疾走した娘を追う刑事の父が、激情に押されて暴走する過程を描く。父を演じた役所は「まさに“狂犬”。こういう役は初めてで、たくさんのことにチャレンジした。とんでもなくダメなやつだけど、気持よくできた」と満足気に語った。
今回が映画初出演の小松は、娘役について「悪魔かもしれない。でも天使の部分もある。人を引きつける不思議な魅力のある子」と分析。厳しい演出に定評のある中島監督について「緊張しないようすごく気を使ってもらった。優しい熊さんみたいな方」と話した。
「嫌われ松子の一生」(06)に続いて中島作品に出演した中谷は、冬の雪原でのロケを「(監督は)どれだけ寒いか分かっていて、1〜2テイクでOKを出してくれた」と感謝。そんな撮影をオダギリは「ピリピリしているようで、皆がきちんと監督を見ている。いい現場だなと思った」と印象を語った。
「告白」で注目された橋本は、久しぶりの中島作品。「役者を一番大事にしてくれるところが変わっていなくて、また参加できてうれしい」と話すと、監督は「(喜びで)泣きそうです」と笑顔を見せた。
また、悪徳医師役を演じた國村は「中島監督の作品は初めてやる役が多い。今回もすごい変態の役だが、自由にやらせてもらった。ほかの作品では見られない顔が撮れていると思う」と話していた。
最後に中島監督が「役所さんはじめ、素晴らしい俳優たちが集まってくれた。最後まで観ていただければ、人間ドラマとして伝わるものがあるはず」と呼び掛けた。(文/遠海安)
「渇き。」(2014年、日本)
監督:中島哲也
出演:役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、清水尋也、二階堂ふみ、橋本愛、國村隼、黒沢あすか、青木崇高、オダギリジョー、中谷美紀
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