山口県阿武町が給付金4630万円を1人に誤送金=中国ネット「私でも返さない」

Record China    2022年5月15日(日) 8時50分

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山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時給付金4630万円を誤って1世帯に振り込み、振込先の男性が返還を拒否している問題で、12日、同町は給付金の返還を求めて男性を提訴した。

山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時給付金4630万円(463世帯分)を誤って1世帯に振り込み、振込先の男性が返還を拒否している問題で、12日、同町は給付金の返還を求めて男性を提訴した。中国紙・環球時報が日本メディアの報道を引用して伝えた。

この問題は、1世帯につき10万円ずつ割り当てられた臨時給付金の総額4630万円を誤って同町に住む24歳の男性の口座に振り込んだというもの。町は男性に返金を求めたが、男性は「入金されたお金はもう動かしている、元には戻せない」などとして応じていない。

阿武町は12日に開かれた臨時議会で、男性に対して不当利得の返還を求め民事訴訟を起こす議案を全会一致で可決し、山口地方裁判所萩支部に訴状を提出した。阿武町によると、誤って振り込まれた4630万円は2週間以内に全額引き出され、男性は仕事を辞めて行方が分からなくなっているという。

中国のネットユーザーは、「ははは」「笑い死にするわ!」「私が同じ状況になっても返さないな」といった声や、「日本人は頭を下げて謝罪するのが好きだね(笑)」「ミスをしたら(日本人は)とりあえず謝罪するよね」と町による会見の様子をやゆする声が上がった。また、「最初の段階で(受け取った男性の)口座凍結をすることはできなかったの?」「日本の銀行は口座凍結の措置は取らなかったんですか?」と日本の法律に疑問を持つコメントも出た。(翻訳・編集/刀禰)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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