クリンスマン氏「中国サッカーは進歩すると信じている」、ネット民は悲観的「そのころには…」

Record China    2022年5月17日(火) 19時20分

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13日、中国新聞網は、サッカー元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン氏が中国メディアの取材に対し「インフラが向上することで、中国サッカーは進歩する」と語ったことを報じた。写真はクリンスマン氏。

2022年5月13日、中国新聞網は、サッカー元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン氏が中国メディアの取材に対し「インフラが向上することで、中国サッカーは進歩する」と語ったことを報じた。

記事はクリンスマン氏がインタビューの中で、3年前に中国を訪れた際の印象について「楽しい時間を過ごした。多くの子どもたちがサッカーをしていたことが深く印象に残っている」と語るとともに、「あのころに比べて、中国のサッカーは日進月歩の変化を遂げたと信じている。サッカーのためのインフラが整備されるにつれて、中国代表の実力も高まるだろう。今回中国代表はカタール・ワールドカップを逃したが、4年後のW杯は必ずや中国にとっての目標となるだろう。その前提になるのが、より多くの子どもたちにサッカーをさせることだ」と述べたことを紹介した。

また、クリンスマン氏がサッカーの発展には適切な環境づくりが非常に大切だとの認識を示し「リーグ、友人、近所の住人の影響によってサッカーというスポーツをやってみようかなという気持ちになる。周りの子たちがみんなサッカーをしていれば、おのずとその輪に入るようになる。卓球は中国でとても人気があるから、中国の人が卓球が上手であっても驚かない。私はサッカーの環境で育ったから、サッカーが好きなのだ」と語ったことを伝えている。

社会においてサッカーに親しみ、子どものころからボールに触れてサッカーに興味を持つ環境づくりが重要で、その環境づくりを根本とする「サッカーインフラ」が整えば中国サッカーの実力も自ずと高まるというクリンスマン氏の見解に、中国のネットユーザーからは「中国サッカーが日進月歩の変化って何年何月のことだ?」「中国サッカーが進歩するころには、ブタが木に登れるようになると思う」「選手たちは勝ち負けなどどうでもよく、高額な給料をもらって高級車に乗って、ナマコを食べることにしか興味を持っていない」など、特に男子の中国サッカー界に絶望していることを表すような悲観的なコメントが寄せられている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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