上海、6月に生活の正常化へ=中国ネット「3カ月もかかって恥ずかしい」「信じられない」

Record China    2022年5月17日(火) 17時20分

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16日、人民日報のニュースアプリ「人民日報客戸端」は、新型コロナ感染拡大によるロックダウン中の上海市が6月に日常生活を完全に再開すると発表したと報じた。写真は5月17日に撮影された上海市の虹橋駅。

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2022年5月16日、人民日報のニュースアプリ「人民日報客戸端」は、新型コロナ感染拡大によるロックダウン中の上海市が6月に日常生活を完全に再開すると発表したと報じた。

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記事は、16日に開かれた上海市の新型コロナ関連の記者会見で宗明(ゾン・ミン)副市長が「感染状況がコントロールされつつあり、感染予防が段階的な成果を上げている」とした上で、今後3段階の規制緩和措置を講じて6月中には通常の生産活動、生活が再開できるようにする計画を明らかにしたと伝えた。

そして、3段階について、第1段階は今月21日までとし、新規感染者数数の減少、リバウンド防止を重点にロックダウン地域や対象人数を持続的に減らし、限定的な開放、移動を進めていき、22〜31日の第2段階では新規感染者をさらに減らし、ロックダウン解除を念頭に規制の緩和、範囲の縮小に務め、6月1日から中、下旬までの第3段階では市内全域における通常の生産、生活秩序を取り戻すと紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「本来もっと早く解決できた問題に3カ月もかかって恥ずかしい」「上海人が自分たちで招いた結果だから。他人のせいにするなよ」「上海では多くの個人ビジネスが立ち行かなくなった。一部の指導者は、安心しきって危機管理ができていなかった」「この期間に暴利を貪ったやつらを徹底的に暴き出せ」「段階的に封鎖を解除するという話は、本当にやるのか信じられないなあ」「発表が本当であることを祈るよ」「感染ペースが落ち着いてほっと一息だけれど、次はどの都市で起きるか分からない」といったコメントを残している。

また「まだ1日に数十人の新規感染者が出ているのに、どうして封鎖を解除しようとするのか」「1人も感染者が出なくなってから言え。現段階で封鎖解除に言及するのは、市民に対して無責任」など、「ゼロコロナ」の方針を貫徹すべきとの考えを持つユーザーも一部に見られた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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