2014年6月10日、開幕まであとわずかのサッカーワールドカップ（W杯）。これに関連して、鄭州晩報は「ネットユーザーのブラックユーモア：W杯で中国に2度勝利した国はいまだなし」と題し、中国サッカーファンの声を伝えた。

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W杯に中国代表は出場していないが、中国のサッカーファンは依然としてW杯に注目している。自国のチームが出場していないことを残念に思うファンは多く、中には、「W杯の長い歴史の中で、中国代表チームに勝利したことのある国は、コスタリカとブラジル、トルコのみだ。サッカー大国のブラジルといえど、W杯で中国に勝利したのは1度きりだ」と、中国がW杯に1回しか出場したことがないことを自虐的に伝えるユーザーも存在する。

これに対し報道では、「1994年の米国大会の出場を逃した際、中国のサッカーファンは“W杯出場を決める予選で、予選敗退が最も多い国は中国と英国だ。なぜなら中国には、中国のほか、中国・マカオ、中国・香港、中国・台湾など多くのチームが参加している。英国も同じだ”とブラックユーモアを雑誌に掲載したが、今でも色あせることはない」と伝えるなど、中国チームに成長がないことを皮肉っている。（翻訳・編集/内山）