中国人富豪「中国と台湾をつなぐ橋」の建設構想に246億円寄付の意向=台湾側「内容知らない」―台湾紙

Record China    2014年6月11日(水) 18時46分

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10日、台湾紙・旺報によると、中国の実業家・陳光標(チェン・グアンビャオ)氏は9日、15億元(約246億円)を寄付してアモイと台湾の金門県をつなぐ「金厦和平大橋」を建設すると宣言した。写真は台湾の金門島。

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2014年6月10日、台湾紙・旺報によると、中国の実業家・陳光標(チェン・グアンビャオ)氏は9日、15億元(約246億円)を寄付してアモイと台湾の金門県をつなぐ「金厦和平大橋」を建設すると宣言した。中国新聞網が伝えた。

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陳氏は、金門県の李沃士(リー・ウォーシー)県長を受取人とした小切手を振り出したが、李県長は「内容を把握しておらず、陳氏とも面会したことがない」とこれを一蹴した。

李県長は、「県は金門に貢献してくれる方を歓迎しているが、地に足の着いたやり方でなければ受け入れらない」として、県は内容を把握していないが、今後陳氏の意向が明らかになれば適切に対応したいと述べた。

陳光標氏は9日、中国から30人余りを引き連れて金門を訪れ、各地を見学した。陳氏はその前日、アモイで「金厦和平大橋」建設のため、個人名義で台湾の指導者・馬英九、李沃士、和平大橋会社にそれぞれ5億元、計15億元の小切手を寄付すると発表した。

陳光標氏は、1997年に遊覧船で金門とアモイの海域を観光した際に、橋の建設を思いついたと語っている。構想では、橋は上下2層に分かれ、上部は自動車道、下部にリニアモーターカーを通し、ガスパイプ、電線を通すという。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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