日本サッカー協会の田嶋幸三会長が17日、中国が開催を辞退した2023年アジアカップをめぐり、アジアサッカー連盟（AFC）から非公式に代替開催の打診を受けたことを明かし、費用や会場の確保などクリアすべき課題が多いことを挙げ、日韓共催の選択肢も示したことが中国でも報じられ、注目されている。

AFCは14日、中国が新型コロナウイルスの感染拡大を理由として、2023年アジアカップの開催を返上したと発表した。

アジアカップはアジアのナショナルチーム王者を決める国際大会で、来年6月16日から7月16日に中国の10都市で開催予定だった。

中国のインターネット上では、田嶋会長が日韓共催を選択肢の一つとして挙げたことについて、「2002年の悪夢の再現？」「日本の単独開催でお願いします」「日韓共催になれば、韓国がきっと優勝することになるだろう」「現地観戦する楽しみが消えてしまったので、好きにしてくれ」などの反応が見られた。（翻訳・編集/柳川）