2022年5月19日、韓国・中央日報によると、韓国で最も高い不動産を所有する芸能人はRAIN（ピ）とキム・テヒ夫婦だということが分かった。

記事によると、18日放送のケーブルチャンネルMnet「TMI SHOW（※TMI…Too Much Information＝どうでもいい情報）」で、「最も高い不動産を買ったスター」ランキングが発表された。

1位に選ばれたのは歌手RAINと女優キム・テヒ夫婦。２人は昨年6月にソウル江南（カンナム）駅近くのビルを920億ウォン（約92億円）で購入した。2人の会社が共同購入したという当該ビルは地下2階、地上8階規模で、延べ面積が900坪に達する。テナントとして皮膚科や漢方医院、カフェなどが入っており、1カ月のテナント料だけでも約2億ウォンに上るという。購入の際には約450億ウォンの融資を受けたとされている。

また、2人は不動産投資で数百億ウォンの相場差益を収めたことでも有名だという。RAINは2008年に168億ウォンで購入したソウル清潭洞（チョンダムドン）の建物を459億ウォンで売却し、327億ウォンの差益を、キム・テヒも132億ウォンで購入したソウル駅三（ヨクサム）洞のビルを203億ウォンで売却し、71億ウォンの差益を収めたという。

なお、2位は女優チョン・ジヒョンで、最近江西（カンソ）区の商店街にあるビルを505億ウォンで購入。彼女が所有する商業用不動産は計3軒に上るという。

これを受け、韓国のネット上では「欲張りすぎ」「こんなこと庶民が知ったところで意味なし」「庶民は自分の住むマンションを買う時も投機だと言われて融資規制になったりするのに、なんでこれはオッケー？」「こういう人たちは総合不動産税重課の対象にならないの？」「こういう芸能人に熱をあげて応援するわれわれも反省すべき」など「好感が持てない」という声が相次いでいる。（翻訳・編集/松村）