エアビーアンドビーが中国での民泊仲介事業を終了、海外旅行に注力―中国メディア

Record China    2022年5月25日(水) 5時20分

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24日、中国メディアの中新経緯は、米民泊仲介大手エアビーアンドビーが中国での国内業務を終了することを関係者が明らかにしたと報じた。

2022年5月24日、中国メディアの中新経緯は、米民泊仲介大手エアビーアンドビー(Airbnb)が中国での国内業務を終了することを関係者が明らかにしたと報じた。

ウォール・ストリート・ジャーナルは同関係者の発言を引用し、中国での宿泊および体験予約がエアビーアンドビーの総収入に占める比率は1%前後に過ぎないと伝えた。

同報道によると、この民泊最大手も中国の旅行業界では小さな存在だという。民泊データ分析サービスのエアーディー・エヌ・エー(AirDNA)によると、4月末時点で、エアビーアンドビーが中国で抱える稼働中の民泊物件数は50万軒余りで、世界全体の同物件数は600万軒以上に上るという。

また、シンガポール華字紙の聯合早報によると、エアビーアンドビーは2016年に中国業務を開設したが、関係者によると、新型コロナウイルスの感染拡大によって、中国における業務展開がより困難で複雑になったという。

同報道は、中国における宿泊費がエアビーアンドビーの収入全体に占める比率はわずか1%であることを指摘し、同社が中国のアウトバウンド、特にアジア太平洋地域への海外旅行により大きなチャンスがあると見ていると伝えた。

エアビーアンドビーのブライアン・チェスキーCEOは5月の早い時期にニューヨークで開催したイベントで、アジア地域での業務を2023年に再開する見込みだという考えを示した。(翻訳・編集/島野)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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