Record Korea 2022年5月25日(水) 19時20分
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24日、韓国・ノーカットニュースは「日本のラーメン屋店主の悲痛な叫び」と題し、「日本でも原材料の価格高騰により、ラーメン1杯1000円の限界ラインが脅かされている」と伝えた。資料写真。
2022年5月24日、韓国・ノーカットニュースは「日本のラーメン屋店主の悲痛な叫び」と題し、「日本でも原材料の価格高騰により、ラーメン1杯1000円の限界ラインが脅かされている」と伝えた。
記事はまず「ラーメンはリーズナブルに庶民のお腹を満たしてくれる日本を代表するソウルフードだ」と紹介し、「通常は1杯1000円を超えない」と説明。その上で、日本メディアの報道を基に「しかし最近では、原材料の価格高騰によりその限界ラインが脅かされている」とし、あるラーメン屋店主の苦しい事情を伝えている。
店主は、チャーシューや麺、無料で提供するトッピングなど全ての食材の価格が一斉に上がったことで値上げを検討せざるをえない状況に追い込まれている。「安くてうまい」を守るため「耐えられるところまで耐えたい」と考えてはいるものの、これ以上原材料が上がると利益が出ないのだという。これについて日本メディアは「海外から入ってくるチャーシュー用の豚バラ肉やスープ用の骨などの価格が昨年から一斉に上がったのは、中国のロックダウンにより輸入肉が品薄になっているためとみられる」などと分析したという。
また、記事は「韓国の状況もあまり変わらない」とし、「4月のソウルの冷麺の価格は1年前より9.5%上がった平均1万192ウォン(約1025円)となり、初めて1万ウォンを超えた。ジャージャー麺も14.1%上がって6000ウォンを超え、カルグクスも10.8%上がって8000ウォンを突破した」と説明。「都心では1万ウォンで食事をすることがだんだん難しくなっている」とし、「異例の高物価現象により、店主と庶民らの苦悩は今後も深まる一方だ」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本も韓国も状況は同じ」「価格は上がり続け、韓国の飲食店も半分は潰れそう。スーパーやコンビニで買うか、面倒だけど自炊する機会がさらに増えそうだ」「冷麺は量も少ないのになぜあんなに高いのか」「近所の冷麺屋は昨年からすでに1杯1200ウォン(泣)」「日本のラーメンで1万ウォン(約1000円)なら安いよ。スープは最高だしトッピングも豊富だ。それに比べて韓国のスンデグク(豚の腸詰め入りスープ)は9000ウォンするのに小さなスンデが3つだけ。ごはんの器も小さくなった」「価格が上がるのはよく見るけど、下がったのは見たことがない。まあ、上がったら食べなければいい話だ」「韓国も物価がどんどん上がる。これを機にダイエットしよう」などさまざまな声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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