中国教育部主催の第9回BRICS（ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ）教育相会合が26日、ビデオ形式で開かれ、BRICS教育分野の次の段階における協力の重点と方向性を明確にした「会議宣言」が採択されました。

中国の懐進鵬教育部長は、「教育はBRICS諸国の協力の重要な構成部分だ」と指摘し、「4カ国の強力な支持の下、中国が今年先頭に立ち、BRICS職業教育連盟が設立され、職業技能コンクールがスタートした。これにより5カ国の教育分野における協力に新たな活力が注がれた」と強調しました。

懐部長は、教育のデジタル化転換、職業教育における協力、持続可能な発展といったBRICS教育協力の将来性などの議題をめぐって、中国政府が講じた政策措置、取得した成績を紹介しました。また、さらなる協力強化について各国の教育相と深く交流し、広範な共通認識に達しました。

各国の代表は中国教育部が今回の会議を主催したことに謝意を示すと同時に、会議で収められた成果に満足の意を表しました。（提供/CRI）