人民網日本語版 2022年5月31日(火) 20時30分
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浙江省杭州市の警察官が昨年9月に発明した「神器」は、見かけはちょっと「ダサい」ものの、非常に実用的で、最近なんと中国の国家特許まで取得した。
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浙江省杭州市の警察官・陳樹新(チェン・シュウシン)さん(56)が昨年9月に発明した「神器」は、見かけはちょっと「ダサい」ものの、非常に実用的で、最近なんと中国の国家特許まで取得した。
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夕食後の時間帯になると、杭州市余杭区閑林街道(エリア)のある広場では、4つの広場ダンスチームが踊り、70人以上が運動しており、それに伴う騒音などの苦情も増え、通報が絶えない。
しかし、陳さんが発明した「神器」のおかげで、広場周辺の団地の住人もダンスを踊る高齢者も互いに不満はなくなり、4団体の間で揉め事が起きることもなくなった。
騒音などが原因で度々起きていたトラブルを解決した陳さんの発明とは、広場ダンスの音楽の音を小さくしてくれる「魔法の箱」だ。高さ120センチほどのベニヤ板で作られたその箱は、1面だけが開いており、その内側には厚さ3~4センチのロックウールが貼られている。
その箱の中にスピーカーを入れると、音のほとんどをダンスを踊っている人たちがいる特定の方向に向けて流すことができるようになり、それ以外の方向は、音がロックウールに吸収されてしまうため、騒音を大幅に減少できる。
その箱の前後左右に立ってみると、その音の大きさの違いをはっきりと感じることができる。また、箱の中にスピーカーを置いて、4メートル離れた位置で騒音計を使って測ると、20デシベルほど下がっていた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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