記念撮影に応じる孫悟空、男児に「お金取られるよ~」とバラされ激怒―中国

Record China    2022年6月1日(水) 21時40分

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31日、人民網によると、山東省青島市の広場に「孫悟空」が登場するも、男児が「記念撮影をするとお金を取られるよ」と市民に注意を呼び掛けたため「孫悟空」が激怒して男児を激しく叱責する一幕があった。

2022年5月31日、人民網によると、山東省青島市の広場に「孫悟空」が登場するも、男児が「記念撮影をするとお金を取られるよ」と市民に注意を呼び掛けたため「孫悟空」が激怒して男児を激しく叱責する一幕があった。

記事によると、同市にある広場で29日、孫悟空に扮した男性が通りかかった男児との記念写真に応じようとしたところ、カメラを向けていた母親に対して別の男児が「おばちゃん、写真撮らないほうがいいよ。お金を取られるよ」と注意を呼び掛けた。この男児の言うとおり、「孫悟空」は記念撮影に応じるごとに20元(約390円)を徴収し、しかも撮影前に有料であることを告げずに撮影に応じていたという。

そして、男児の呼び掛けによって稼ぎの道が閉ざされた「孫悟空」はきまりの悪さもあって憤慨し、持っていた如意棒を男児のほうに向けながら大声で罵声を浴びせたとのこと。

この件について、中国のネットユーザーは「勇敢な少年よ、素晴らしい」「やってることが孫悟空じゃなくて、本当のサルじゃないか」「その如意棒、子どもを威嚇するんじゃなくて妖怪をやっつけるためのものなのだが」「これだけしっかり扮装(ふんそう)しているからお金を取ってもいいと思うんだけど、それならちゃんと事前に言わなきゃだよね」「看板を出して、5元ぐらいでやればいいのに」「こんな落ちぶれた商売、とっくになくなったもんだと思っていたが」「孫悟空が一緒に写ったから20元よこせなんて言うなら、ウチの子と一緒に写ったんだから40元よこせって言ってやれ」といった感想を残している。

また、実際に似たようなケースに遭遇したというユーザーからは「私は天津でやられた。子どもと一緒に写真を撮ったら30元要求された」「撮影したらお金をよこせと言うので、じゃあ写真データを削除するからいいって言ってやった」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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