オペラハウス“ビッグエッグ”公開!評価には賛否両論―北京市

Record China    2007年6月18日(月) 17時59分

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2007年6月15日、国立オペラハウス「国家大劇院」がついにお目見えした。水面に巨大な卵が着水したような外観は「ビッグエッグ」の愛称がついた。しかし市民の反応は賛否両論分かれた。2007年6月15日、中国の国立オペラハウス「国家大劇院」がついにお目見えした。水面に巨大な卵が着水したような外観から「ビッグエッグ」の愛称がついた。しかし市民の反応は賛否両論分かれた。

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2007年6月15日、国立オペラハウス「国家大劇院」がついにお目見えした。北京のど真ん中、人民大会堂と天安門広場に隣接する一等地に現代文化の象徴を、と総工費30億元(約480億円)、5年半の工事を経て、このほどようやく外観の公開にこぎつけた。

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公開が始まると、早速多くの市民がカメラ片手に集まってきた。しかし国の意気込みとは裏腹に、市民の反応は賛否両論に分かれた。「重々しい伝統建築から脱却できなかった中国が思い切って前衛芸術に理解を示したことに意義がある」「建築界のターニングポイントになった」と絶賛する市民がいる一方で、「中国的味わいが全くない」「洋風すぎ」「故宮などの歴史的建物と不釣合い」と首をひねる市民も少なくない。***

10年前、2度のコンペを経て69作品の中から最終的に選ばれた作品は中国風の建物だった。しかし「人民大会堂より堂々としてはいけない」との大前提があったため、中国建築では勝負しづらく、結局は比較のしようがない奇抜な設計に落ち着いた経緯がある。(翻訳・編集/WF)

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