国境問題は中印関係のすべてではない=外交部

CRI online    2022年6月1日(水) 15時50分

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外交部の趙立堅報道官は31日の定例記者会見で、「中国は一貫して、国境問題は中国とインドの両国関係のすべてではないと考えている」と強調しました。

外交部の趙立堅報道官は31日の定例記者会見で、「中国は一貫して、国境問題は中国とインドの両国関係のすべてではないと考えている」と強調しました。

インド商務部の最新データによると、現在、米国は中国を抜いてインド最大の貿易パートナーとなったということです。趙報道官はこれを受け、中印関係の改善について、「中国当局のデータによると、2021年の中印二国間貿易額は初めて1000億ドルの大台を突破し、1256.6億ドルとなった。中国は依然としてインド最大の貿易パートナーである。それぞれが発表する数字に多少の差があるのは、双方の統計基準の違いによるものだ。中国は、インド側が他国と正常な貿易関係を発展させることに異存はなく、貿易額の順位の変動も重視しておらず、平常心で捉えるべきだと考えている。われわれの関心は、インド側が中印の経済貿易・投資協力のために公平、透明、持続可能で良好な環境を築いているかということ、そして、二国間の互恵協力をさらに拡大し、両国と両国人民に確かな利益をもたらす意欲があり、そのために行動しているかということだ」と述べました。

趙報道官は、「現在、中印の国境情勢は全体的に安定しており、双方は外交・軍事ルートを通じて緊密な意思疎通を維持している。中国は一貫して、国境問題は中印関係のすべてではなく、これを二国間関係の適切な位置に据えて、効果的にコントロールすべきだと考えている。インド側が中国側と共に、相互信頼を高め、実務協力を強化し、両国関係を正しい方向に進め、両国人民により大きな福祉をもたらし、地域と世界により大きな貢献をすることを希望する」と述べました。(提供/CRI

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