人民網日本語版 2022年6月4日(土) 0時30分
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6月1日、「海南自由貿易港の建設全体プラン」が発表されてから2年目を迎えた。
6月1日、「海南自由貿易港の建設全体プラン」が発表されてから2年目を迎えた。この2年間、関連政策の実施における一連の「初」が海南の発展のあふれる活力を示してきた。中国新聞網が伝えた。
2020年6月1日から現在までの間に、海南省洋浦経済開発区にある港湾「中国洋浦港」を船籍港とする国際航海船舶が初めて登録され、その後33隻に増え、積貨重量トン数は510万トンを超え、海南は国際航海船舶の総トン数で世界2位に躍進するという歴史的快挙を成し遂げた。同年9月28日には、海南貿易港初の大陸間航路(洋浦-南太平洋-オーストラリア)が正式に開通して運航をスタートした。
20年7月1日から現在までの間に、海南離島免税ショッピングの新政策が実施され、海南島を離れる旅客の年間1人あたり免税ショッピングの限度額が10万元(約190万円)に引き上げられた。21年の海南の免税店売上高は前年比84%増の601億7300万元(約1兆1433億円)だった。
海南自由貿易港の交通機関およびレジャーボートの「関税ゼロ」政策が、20年12月25日に実施され、21年にゼロ関税で輸入された営業運転用の車両は36台、船舶は22隻、レジャーボートは35隻、ヘリコプターは1機だった。
海口税関の報告によると、22年4月時点で、海南自由貿易港の「関税ゼロ」政策の下での輸入額は92億7000万元に達し、同政策による企業の減税額は17億2000万元に上った。
第1回中国国際消費財博覧会が21年5月に成功裏に開催され、70の国・地域の企業1505社が出展した。
この2年近くの間に、海南の重要インフラでも「初」が続出した。21年12月2日に海南自由貿易港建設の重要なシンボル的プロジェクトである海口美蘭国際空港の第2期拡張建設プロジェクトが稼働して、海南省は初めてICAO(国際民間航空機関)が定める基準コード「4F」クラスの空港になった。遼寧省瀋陽と海南省海口を結ぶG15瀋海高速道路の海口区間プロジェクトは急ピッチで施工が進められており、海南省高速道路網と全国高速道路網が初めて連結することになる。
これまでに150項目を超える自由貿易港関連政策が実施され、過去2年近くの間に海南が多くの主要経済指標で示した成果が注目を集めている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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