フィリピン漁船の不法操業、EUが「イ工ローカード」、改善がなければ制裁措置も―中国メディア

Record China    2014年6月12日(木) 20時42分

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11日、人民日報によると、欧州連合(EU)は10日、フィリピンの漁獲に関して警告を発した。資料写真。

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2014年6月11日、人民日報(電子版)によると、欧州連合(EU)は10日、フィリピンの漁獲に関して警告を発した。

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フィリピンは南シナ海問題で中国とたびたび衝突しており、今年5月上旬には両国が主権を主張している南シナ海のスプラトリー諸島(中国名は南沙諸島)で違法なウミガメ漁を行っていたと、フィリピン政府は中国漁船を拿捕(だほ)している。

中国漁船の不法操業を批判しているフィリピンだが、EUからは同様に不法操業に関して「イ工ローカード」を突き付けられている。

欧州委員会は太平洋西部海域でのフィリピン漁船による不法操業の現状を改善するようフィリピン政府に求め、6カ月以内に積極的な行動が見られない場合は、EUが禁止している水産物の輸入先にフィリピンを追加するという。EU地域はマグロ消費の世界主要市場で、大西洋西部で漁獲されたマグロの半分以上はEUに輸出されている。(翻訳・編集/内山)

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