四川省雅安市蘆山県でマグニチュード6.1の地震が発生した直後から､現地の電力部門が80人を動員して送電施設の復旧に努めました｡3日には被災地の主たる電力ネットワークがすべて送電を再開し、通信もほぼ平常に戻りました。

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地震発生直後には､蘆山や宝興での道路旅客輸送と､雅安とその周辺の鉄道輸送がいったんは停止しました。蘆山県では現在も農村部の旅客輸送3路線が運休している以外は、いずれも正常な運行を再開しました。成雅（成都市・雅安市）鉄道の雅安駅、名山駅、成昆（成都市・昆明市）鉄道の漢源駅では徹夜で線路の検査と設備点検が行われました。現在も雅安と重慶を結ぶ高速列車が運転を見合わせていますが､それ以外の雅安駅、名山駅、漢源駅を経由する列車はいずれも正常に運行しています。鉄道ではこれまでに旅客輸送車両14台を調達して観光客628人を緊急移送しました｡また､被災地での災害救助機器の燃料を補給するために､列車9編成が石油製品180トン余りを輸送しました｡（提供/CRI）