6月5日は世界環境デーです。これにちなんで、国連のグテーレス事務総長は4日、持続可能な開発を最優先とするよう、各国政府や企業に促すとともに、再生可能エネルギーの活用に向けた具体的な提案を行いました。

グテーレス事務総長は各国政府に対し、政策決定の段階において持続可能な開発の要素を十分に考慮し、気候変動対策と環境保護をすべての取り組みの最優先事項に据え置くよう促しました。また、国際社会も、伝統的な知識や方法を利用して、ぜい弱な生態系を保護すべきだと指摘しました。

先日開催された「ストックホルム+50」国際会議では、国際社会が定めた複数の持続可能な開発目標がすべて健全な地球に依存していることが再確認されました。再生可能エネルギーの活用について、グテーレス事務総長は再生可能な技術と原材料の提供に力を入れるべきだとするとともに、関連手続きの簡素化や、補助金提供の方向性の転換、関連投資の倍増などを提案しました。（提供/CRI）